こんな山奥で始めた、こんな生活。

たかやのOrganic lifeとエトセトラ

自然農スタイルへの移行

さかのぼる事4ヶ月。2017年11月に寒お越しをしました。

寒お越しの狙いは2つ。

 

①土の状態のリセット

②根切り虫や夜盗虫対策

 

冬の寒さを利用して、裸の畑を寒さにさらし、環境を一度リセットすることで、次の年の畑作が良くなるとの考えです。

私の場合は長く使われていなかった畑をお借りしたので、自分の自然栽培をやってきた経験から、畑を一度耕耘することで、ある程度何か起こるか予想できる状態にしたいというのが本音でした。

だがしかし!

畑を耕してから数週間後、地元の先輩から自然農の考え方や実践を見せてもらってしまったのです。「なんか草ぼーぼーのあれでしょー?」って考えてたやつです。

 

今まで、いわゆる雑草達は敵では無いとは思っていたのですが、畑は毎回耕すものという固定観念から耕していました。カラスノエンドウも見つけたらちぎるし、スギナが生えていれば、「耕して、耕してカルシウムさんを分散やー!」って感じで。

大豆や小豆などもそうでした。豆類の根粒菌(有用性微生物群)と共生する植物でも、「耕したら菌が分散して良いベー!」と鼻をほじりながら考えて、後作の小麦を播く前に、全耕耘です。でも、どこかで矛盾を抱えていたんですよね。

「多様性ってなんだったっけ?毎回耕耘して、多様性ってできるのかな??」

そんな中、耕さない畑で頂いた野菜の生命力(大食いの私でも、少し食べただけで、心も身体も大満足)を実際に体験して、私の中の何かが点火したのです。

 

「耕さない畑を作る!」

 

そう決意してから、まず、三角スコップをコーナンで購入しました。

耕さないという事は、何度も使える畝を作る事。

毎日畑を眺め、触り、畑の特徴を掴みます。

 

3月11日現在の畑の様子がこちら

 

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竹を伐採したときに取り分けた竹の枝を上に敷きました

狙い① ゆっくり腐植して微生物のすみかになってもらう、

狙い② 土の表面が少しでも裸にならないようにするため。葉のついている竹の枝は枯れ草を蒔いた場合より、風でも飛びづらいし、葉の面積が狭いため、今の所大正解だったと思っています。水分の保持、鹿や鳥などの目を誤摩化すことも!。

 

 

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まだまだ、途中ですが、色んな畝を作ります。

あの常に湿ってる所はあれをして、この日照時間が少ない所はあれをして、、、、そんなことを毎日考えて。

 

ワクワクする畑をめざし、頑張ります!

でも、3反をスコップと鍬で。。。やったるでー!

 

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